熊本市のお客様よりオメガの時計 スピードマスター　シューマッハを買取 - 買取専門店の熊本の質屋・質乃蔵

皆さん、こんにちは。

熊本買取専門店　質の蔵　児玉です。

熊本市内のお客様よりオメガの時計 スピードマスター シューマッハモデル 3810.61.41 中古Bランク  ベルト壊れ　こちらの商品を9万円で買取させて頂きました。

ついに為替も110円より円高になり108円前後を推移するようになりました。その影響があって中古ブランド時計相場は先月よりも下がっている状況です。相場の変動によりブランド時計の買取価格は日々、変わるので、売りたい場合は、お気軽にお問い合わせください。

さて、今回はオメガのスピードマスター シューマッハモデルを査定したので、ちょっとした豆知識を書きます。

オメガのスピードマスターの歴史とシューマッハの魅力について

オメガシリーズは、過去も現在も世界中の時計ファンから熱い支持を得ており、更に世界的にもロレックスとフランクミュラー等と高級時計として肩を並べている老舗メーカーです。特に私が大好きなスピードマスターは多くの時計ファンがら愛されている高級メーカーになります。

オメガの出発点となったのは、ルイブランドと言う男性が1848年に懐中時計を組み立てた事から始まっています。その後ルイブランドがこの世から去っていき、後にセザールブランが経営に参画する事となります。1894年には後のヒット作となるキャリバーのオメガを制作しています。

最も有名な話では、1965年にスピードマスターがアメリカ航空宇宙局の公式時計になった事で、タフなボディー設計、その機能性に溢れた精巧で緻密な作りが世界中で話題になりました。とにかく紫外線にも強く、無酸素、無重力、極高低温にも負けないタフさで、正確に時を刻む事ができました。

オメガのスピードマスターのプロフェッショナルモデル

1966年にはプロフェッショナルの文字が文字盤に刻まれ、1969年にアポロ11号が月面着陸をしますが、その際のアームストロング船長と共に降り立ったエドウィン・オルドリンの腕に巻かれていたのがスピードマスターのプロフェッショナルモデルでした。今でもデザインを大きく変えずにスピードマスターのプロフェッショナルモデルは作り続けていられます。

またオメガの技術力は凄く1999年に開発されたコーアクシャルは業界にも衝撃を与えており、機械式の心臓部である調速機構との動力伝達を果たしている脱進機機構と言う部分を作り上げ、実に約10年間はオーバーホールなしでも制度が保てる機能性を開発したのです。

オメガの時計　スピードマスターのシューマッハモデルとは？

私もこの経緯は以前から知っており、とても高価な時計で中古でしか購入する事が出来ませんが、今でも1ユーザーとしてこよなく愛しています。また、もう1つ愛着がある理由としては、私がモータースポーツを好きになったきっかけのドライバーの1人りであるシューマッハに大きく関係しています。

当時F1界で人気実力ともに持ち合わせていたシューマッハが1996年にベネトンからフェラーリに移籍しており、同年にオメガのアンバサダーも務める様になりました。その年にフェラーリのチームカラーの赤に因んだモデルであるスピードマスター・レーシングが誕生しています。

モデルは4年間に数種類出されており赤の文字盤に赤のレザーストラップはまさにフェラーリを代表している作品です。特に3810.61.41タイプは多くのファンに支持されました。これまでのオメガはムーンウォッチとしてのイメージが固定化されていましたが、本来は当時流行のカーレースをターゲットに作られていました。実に誕生して40年が経ちようやくフェラーリやシューマッハを取り込む事でカーレース商戦に参入できる様になりました。特に赤がフェラーリカラーで人気を集めていましたが、黄色や青の原色カラーも印象的なクロノグラフとも言えます。

私はスピードマスターとのコラボ商品であるフェラーリモデルも好きですが、上述した様にシューマッハの大ファンでもあります。彼の凄い所は、ドイツ人初のF1ドライバーズチャンピオンであり、最多優勝91回、チャンピオン獲得は7度などF1の主な記録を更新しています。日本のファンからはターミネーターや赤い皇帝と呼ばれていましたが、海外ではサイボーグとも呼ばれその強さにはだれもが目を見張るものがありました。2006年には1度引退をしましたが2010年に復帰し2年後に再度F1界をを引退しています。

シューマッハの凄さと魅力について

シューマッハの凄さと魅力は、4歳の時にカートと出会い車の世界にのめり込む様になり、1983年には国内カートライセンスを取得し、翌年にはドイツのジュニアカートチャンピオン、1987年にはドイツとヨーロッパのカートチャンピオンになり頭角を現しています。

中学校卒業後は自動車販売店に入社し、整備士の資格を取得する傍ら1988年にはジュニアフォーミュラーにステップアップし大きな大会に参戦しています。フォーミュラーフォードにも参戦し後にドイツF3選手権に参戦するレーシングオーナーに見初められマネージメント契約を結んでいます。その後実践を積み2年後にはメルセデスベンツが立ち上げた若手育成プロジェクトにも選出され実績を残します。

F1の初戦は1991年の第11戦ベルギーGPでガショーの代役として参戦しています。デビュー戦ながら難コースを予選7位で通過し、決勝は0週リタイヤに終わるも大型ルーキーとして注目されます。1992年にはピケの代わるベネトンのエースとして期待され、第2戦のメキシコGPで初の表彰台の3位を獲得しています。その後デビュー18戦目でF1初勝利を上げ前年のチャンピオンであるアイルトン・セナを上回るランキキング3位を獲得しています。その後フェラーリへ移籍して、イタリアGPでは8年ぶりの優勝などを導いています。

シューマッハはフェラーリでその後も安定した強さを見せつけ、向かう所敵なしの状態が続き、ライバルは自分自身の他にいない程の強さと安定を誇りました。

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